三重県四日市 BANKOアーカイブデザイン+カフェ
- 2018.06.13 Wednesday
- 20:31
JUGEMテーマ:アート、デザイン、日々 / Art, Design, LIFE
三重県の最後は四日市にある BANKOを訪ねました。
四日市の萬古焼(ばんこやき)は明治期より常滑と同じくらい紫泥(しでい)の急須で知られている焼き物の産地です。
名古屋の周りには瀬戸・美濃・常滑・信楽・京都など大きな窯場(かまば)があります。
陶芸家・内田鋼一さんがこの地に萬古焼に光をあてたミュージアムを2015年11月に企画しました。
1954年に建てられた歴史ある「萬古工業会館」の1階にある「BANKO archive design museum」とカフェを訪ねました。
ミュージアムのロゴデザインは雑誌「平凡パンチ」で有名な三重県出身のイラストレーターとデザイナーの大橋歩さん
書籍や館内のデザインはグラフィックデザイナーの山口信博さん
ミュージアムの設計はデザイナーの小泉誠さんが担当しています。
陶芸家の内田鋼一さんは愛知県の出身ですが、四日市に窯があって、いつかレギュームの空間で「個展」をお願いしたいと願っている作家さんです。
白の器ばかりが飾られていたケビントの棚
テーブルコーディネーターなので色の器を使うことも多いのですが、基本はアンティークか作家さんの「白の磁器や陶器」を使うことが多く、特に夏になると骨董の「染付の器」や「真っ白な白磁」や「ガラス」を使います。
センターピースとして「花の色」も使いますが、時には旬の「野菜・果物」で色を添えます。
やっとカフェで一休みできました。
紅茶は内田さんの器に。
カフェで使われていたホーローのケーキプレート
栃木県黒磯にあるアンティークス・タミゼの吉田昌太朗さんのSHOPでこのお皿を2枚購入しました。
2枚しかなく残念でしたが、ここBANKOで巡り会いました。このケーキプレートはホーローのリム皿で余白があるリムのデザインがケーキをより美味しそうに見せてくれます。
ホーローの潔いよい「白さ」と割れないのが嬉しいですね。
カフェの隅の壁にあった小さな時計
カフェはいつもお客様で座れなかったのですが、今回はゆっくりできました。
次回は彼の作品や「李朝・古伊万里」などの骨董も見たいので、ゆっくりと時間を作って出かけます。