3月の企画展  木工作家・小倉広太郎+美術ユニット「オレクトロニカ」

  • 2021.03.09 Tuesday
  • 09:40

JUGEMテーマ:アート、デザイン、日々 / Art, Design, LIFE

 

 

 

Kotaro Ogura

   ×           

Olectronica

 

2021.3.21sun ー27sat

11:30-18:00

期間中無休

初日作家在廊

 

la maison des légumes

 

春がまだ遠い午後、滋賀県甲賀にある小倉さんの工房を訪ねました。

名古屋から訪ねた三人のために珈琲豆を挽いておいしい珈琲を淹れてくださいました。幼いお子さんのために作った木にかけてあった動物のための「小さな家」にも、毎日使う木の器にも丁寧に生活されている様子が感じられ、真面目で優しい彼の想いが伝わってきました。

豊かな自然に囲まれた工房から生まれる作品からはシェーカーの人たちも作っていた装飾的ではない簡素な木目を生かした作品が今年も並びます。

今年はお願いした「キャンドルスタンド」や生活道具と共に大分県竹田市を拠点とする美術ユニット・オレクトロニカの「小さな木のオブジェ」も並びます。彼らのアトリエの隣にあったギャラリーでは古道具も販売されていて、彼らの作品に表れる日本の古ものにも似た普遍性が感じられました。

 

instagram:ogurakotaro

instagram:olectronica

 

 

オレクトロニカの作品はレギュームでは初めての企画展です。

 

 

 

 

我が家でも使っているリム皿はパン皿やケーキ皿、サラダの取り皿としても使っているお皿です。

使うことで少しずつ経年変化して木の色が変化していくのも楽しみの一つです。

 

 

 

 

企画展のDM用の写真のために送ってくださった作品

持ち手の部分も持ちやすいカーブになっていて美しいオブジェのような作品です。

料理を盛る鉢物として使う器ですが丸い鉢の部分にガラスに水を張って花を飾ってみたいと思いました。

 

 

いつもレギュームの空間の装飾やコーディネーターとして仕事をしているせいか、できるだけ名称にとらわれない使い方をするようにしています。作家の丹精を込めて作った器や道具を最大に活かして紹介したいと思っています。

美しいと思える器や道具はただ飾られているだけでも周りの空気を清浄なものにしてくれます。

 

 

 

 

         オレクトロニカの作品

 

このDM用に送られてきた画像の木像の作品からは人の内面すらも感じられて、生きているような表情が美しい作品です。

家にいることが多い毎日なので時折眺めてホッとしたいと思った作品です。

 

オレクトロニカは加藤亮と児玉順平によるアートユニット。

2011年から「制作と生活」をテーマに活動を展開。作品制作のみならず、空間デザインや企画のプロデュースなど活動も多岐に渡っています。多種多様に変化する時代の隙間を埋めるため、表現の手法にとらわれず模索を続けています。

 

 

 

 

去年の7月にアトリエを訪ねたときに作品の何点かを購入してレギュームの空間にも飾っています。

小さな木像の作品ですが忙しそうにしている私をいつも静かに見守ってくれています。

 

 

 

 

アートな小倉さんの作品とだったら違和感なく同じ空間に合うのではと思い企画展をお願いしました。

 

 

 

 

ネットからアトリエの写真をお借りしました。

 

九州の夏の買い付けの旅で「オレクトロニカ」のアトリエを訪ねた時に2021年の「3月の企画展」をお願いしました。まだ随分先のように思っていましたが21日日曜日11:30から木工作家の小倉広太郎さんとの企画展が始まります。

 

企画展初日には小倉さんとお二人の作家さんも加わっていただける予定です。

ぜひ手に取って作品をご覧ください。

一人でも多くの方に作品に触れて見ていただけたらと思います。

 

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